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ひきこもりとはどんな症状なのか

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ひきこもりとは、自宅に引きこもって外に出ず仕事や学校に行かないことを主にさします。また人間関係も希薄になり、家族以外の人とコミュニケーションをとらない状態であることも要因として挙げられています。しかし、ひきこもりであるという定義に関しては定まったものがなく、家族やまわりの人がひきこもりであると感じた「状態」のことをさすと考えていいでしょう。
ひきこもりの症状は様々で、外出が困難な人もいれば、外出は可能だが対人交流が極めて少なく殻にこもっている状態という人もいます。また傾向としては、男性が約4分の3と多く、年齢は19歳~24歳がピークといわれています。ひきこもり期間は平均して4.3年となっており、1~3年未満が約25%ともっとも多くなっています。しかし、ピークを見てみると若年層に多い傾向が見られますが、実は30代が全体の約3分の1を占めていることもわかっています。ひきこもりとは子供がなるもの、というイメージがある方も多いと思いますが、実際は30代の人でも陥る症状なのです。
ではこのひきこもりという症状はどのようなきっかけで引き起こるのでしょうか。原因はこちらも様々で、はっきりとした原因があげられる人もいれば、原因がわからないという人もいます。原因が明確な人は、例えば、いじめや不登校など「学校に関すること」であったり、「仕事や職場に関すること」などがあるようです。また統合失調症やうつ病などが原因でひきこもりになるという事例もあります。こちらの精神疾患の場合は、状態は似ていますが対処方法がひきこもりとは違ってきますので注意が必要となります。いずれも、症状が確認できれば早めに専門機関に相談することが必要です。
ひきこもりとは決して「怠けている」状態ではありません。何らかの理由で元気や自信がなくなっている状態で、決して怠けや反抗をしているわけではないのです。また社会的経験が少ないということもひきこもりを助長させている原因といえるでしょう。この社会的経験を増やし、元気と自信を身につけることによってひきこもりから抜け出せることができるのです。